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  • コーヒーの味はどう選ぶ?苦味・酸味・コクから自分に合う豆を見つける方法

    コーヒーの味はどう選ぶ?苦味・酸味・コクから自分に合う豆を見つける方法

    コーヒー豆を買おうと思ったとき、

    • 苦味が強い方がいい?
    • 酸味が少ないコーヒーはどれ?
    • コクって何?
    • 結局、自分にはどの豆が合う?

    と迷ったことはありませんか?

    産地や品種、精製方法などを知るとコーヒー選びはもっと楽しくなります。

    ただ、初めて豆を選ぶときに、すべての専門用語を覚える必要はありません。

    まずは、

    • 苦味
    • 酸味
    • 甘さ
    • コク

    という、自分が実際に飲んだときに感じやすいポイントから考えると、好みに合うコーヒーを選びやすくなります。

    この記事では、コーヒー初心者でも自分に合う味を見つけられるように、苦味・酸味・甘さ・コクの違いと選び方を分かりやすく解説します。

    最後には、「まだ自分の好みがよく分からない」という方のために、実際に飲みながら好みを探す方法も紹介します。

    まずは「どんなコーヒーが好きか」を考えてみよう

    コーヒーを選ぶときに、最初から産地や品種を細かく比較する必要はありません。

    まず、普段飲んでいるコーヒーを思い出してみてください。

    次のうち、どれが一番近いでしょうか。

    • 苦味や香ばしさのあるコーヒーが好き
    • 苦すぎず酸っぱすぎない、飲みやすいコーヒーが好き
    • フルーティーな香りや明るい酸味を楽しみたい
    • まだ自分の好みが分からない

    これだけでも、豆選びの方向性はかなり絞れます。

    コーヒーの「苦味」とは?

    コーヒーの苦味は、焙煎によって生まれる代表的な味のひとつです。

    一般的には、焙煎が深くなるほど香ばしさや苦味、しっかりした味わいを感じやすくなります。

    苦味といっても、ただ強ければよいわけではありません。

    心地よい苦味には、

    • チョコレート
    • カカオ
    • ナッツ
    • ローストした香ばしさ

    などを思わせる印象を感じることがあります。

    こんな人は苦味・香ばしさ重視

    • ブラックコーヒーでもしっかりした味が欲しい
    • 酸味の強いコーヒーが苦手
    • チョコレートやナッツ系の風味が好き
    • ミルクと合わせてもコーヒー感を残したい

    こうした方は、中深煎りなど、やや深めに焙煎されたコーヒーから探すと選びやすくなります。

    コーヒーの「酸味」とは?

    コーヒーの酸味というと、「酸っぱいコーヒー」を想像する方もいるかもしれません。

    しかし、良質なコーヒーで感じる酸味は、単純な酸っぱさとは少し異なります。

    たとえば、

    • 柑橘のような明るさ
    • りんごのような爽やかさ
    • ベリーのような果実感

    として感じられることがあります。

    浅めの焙煎では酸味や香りの特徴が出やすく、焙煎が深くなるにつれて、香ばしさや苦味が感じやすくなる傾向があります。

    酸味が苦手ならどう選ぶ?

    酸味が苦手な方は、商品説明で、

    • 中煎り〜中深煎り
    • まろやか
    • 香ばしい
    • コク
    • チョコレート
    • ナッツ

    といった言葉を目安にすると選びやすくなります。

    反対に、「柑橘」「ベリー」「フローラル」「明るい酸味」などの表現がある場合は、比較的華やかな味わいである可能性があります。

    コーヒーの「甘さ」とは?

    ブラックコーヒーにも「甘さ」という表現が使われます。

    もちろん、砂糖を入れたような甘さではありません。

    コーヒーでは、

    • キャラメル
    • 黒糖
    • チョコレート
    • 熟した果実

    のような印象から、甘さを感じることがあります。

    苦味や酸味だけではなく、この甘さがあることで、一杯の味わいがやわらかく感じられることもあります。

    毎日飲みやすいコーヒーを探すなら

    強い苦味や強い酸味よりも、甘さとのバランスが取れたコーヒーを選ぶのがおすすめです。

    特に初めて自家焙煎コーヒーを選ぶ場合は、特徴が極端な豆よりも、バランス型のコーヒーから始めると好みを見つけやすくなります。

    コーヒーの「コク」とは?

    コーヒーの商品説明でよく見かける「コク」は、少し分かりにくい言葉です。

    簡単に表現すると、口に含んだときに感じる厚みや存在感のようなものです。

    軽やかなコーヒーは、すっと飲めて後味も軽く感じられます。

    一方、コクのあるコーヒーは、口の中に味わいがしっかり残り、満足感を感じやすくなります。

    ただし、

    「コクがある=苦い」ではありません。

    苦味が強くなくても、甘さや口当たりによって、しっかりしたコクを感じるコーヒーもあります。

    苦味・酸味・コクから選ぶ簡単早見表

    好み 選ぶときの目安 おすすめの方向性
    苦味・香ばしさが好き 中深煎り、香ばしい、コク しっかりした味わい
    酸味が苦手 中煎り〜中深煎り、まろやか 酸味控えめのバランス型
    甘さを楽しみたい キャラメル、チョコレート、果実感 やわらかな甘さのある豆
    華やかな香りが好き フローラル、柑橘、ベリー 明るく香り豊かなコーヒー
    好みが分からない 複数種類を少量ずつ比較 飲み比べから始める

    1分で分かる「あなたに合いそうなコーヒー」

    ここまで読んでも迷う場合は、次の質問で考えてみてください。

    Q1. 酸味のあるコーヒーは好き?

    あまり得意ではない
    → 香ばしさやコクのある中煎り〜中深煎りを候補に。

    好き・試してみたい
    → 果実感や華やかな香りを持つコーヒーも候補になります。

    Q2. しっかりした味と軽い味なら?

    しっかりした味が好き
    → コクや香ばしさのあるコーヒー。

    軽く飲みやすい方が好き
    → 苦味が強すぎず、後味の軽いコーヒー。

    Q3. 毎日飲むなら?

    特徴が強いものより、飽きずに飲みたい
    → 苦味・酸味・甘さのバランスが取れたコーヒーがおすすめです。

    毎回違う味を楽しみたい
    → 産地や焙煎度の違う豆を少量ずつ飲み比べるのがおすすめです。

    まだ自分の好みが分からないなら、まず5種類を飲み比べてみてください。

    東雲 Coffee Roastersでは、味わいの違う5種類を1杯ずつ試せる 「飲み比べドリップバッグセット」を用意しています。

    ミルやドリッパーは不要。
    カップとお湯だけで、自分の「好き」を探せます。

    5種類900円(税込・送料無料)なので、最初から100gの豆を選ぶのが不安な方にも試しやすいセットです。

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    迷ったら、まずはこの3つから選べます

    東雲 Coffee Roastersでは、「コーヒーに詳しくなくても選べること」を大切にしています。

    まだ好みが分からない方は飲み比べから。100gの豆を選びたい方は、味の好みから東雲ブレンドまたは石橋ブレンドを選んでみてください。

    初めてならまずこれ|飲み比べドリップバッグ5種 900円

    「説明を読んでも、実際に飲んでみないと分からない」という方に一番おすすめなのが、5種類の飲み比べです。

    ミルやドリッパーは不要。5種類を1杯ずつ試しながら、自分の「好き」を探せます。

    • 自分の好みがまだ分からない
    • いろいろな味を少量ずつ試したい
    • コーヒーミルを持っていない
    • 最初から100gを買うのは少し不安

    商品価格は5種類900円(税込・送料無料)です。

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    迷ったらこれ|東雲ブレンド100g

    苦すぎず、酸っぱすぎない。

    やさしい甘みと、重すぎないコクを楽しめる、毎日飲みやすいバランス型のブレンドです。

    「まずは毎日飲みやすい定番の豆から始めたい」という方にも選びやすい味わいを目指しています。

    • 強い苦味は求めていない
    • 酸味が強すぎるのも苦手
    • ブラックで毎日飲みたい
    • 最初の一袋を迷っている

    という方におすすめです。

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    酸味控えめ・香ばしさ重視|石橋ブレンド100g

    まろやかで香ばしく、しっかりしたコクを感じやすいブレンドです。

    「フルーティーな酸味より、落ち着いた香ばしさのあるコーヒーが好き」という方に向いています。

    • 酸味を控えめに楽しみたい
    • 香ばしいコーヒーが好き
    • コクのある味が好き
    • 朝食や食後にも合わせたい

    という方は、石橋ブレンドを試してみてください。

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    味が分かってくると、産地や品種を見るのも楽しくなる

    自分の好みが少し分かってきたら、次に産地や品種、精製方法を見てみると、コーヒー選びがさらに面白くなります。

    たとえば、同じように感じたコーヒーに共通する産地や精製方法が見つかることもあります。

    コーヒーの品種については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

    コーヒーの品種とは?アラビカ・ロブスタ・代表的な品種を初心者向けに解説

    精製方法による違いはこちらで解説しています。

    コーヒーの精製方法とは?ウォッシュド・ナチュラル・ハニーの違いを初心者向けに解説

    焙煎度も味を選ぶ重要な手がかり

    同じコーヒー豆でも、焙煎度によって味の印象は変わります。

    一般的には、

    • 浅めの焙煎:酸味や華やかな香りを感じやすい
    • 中煎り:酸味・甘さ・香ばしさのバランスを取りやすい
    • 中深煎り:香ばしさやコクを感じやすい
    • 深煎り:苦味やロースト感を感じやすい

    という傾向があります。

    ただし、焙煎度だけですべての味が決まるわけではありません。

    産地や品種、精製方法、抽出条件によっても変わるため、商品説明に書かれている味の特徴と合わせて見るのがおすすめです。

    よくある質問

    酸味が苦手なら深煎りを選べばいいですか?

    深煎りは酸味を感じにくく、苦味や香ばしさを感じやすい傾向があります。

    ただし、深煎りだけが選択肢ではありません。

    中煎りや中深煎りでも、酸味が穏やかで甘さやコクとのバランスがよいコーヒーがあります。

    苦くないコーヒーはありますか?

    コーヒーなので多少の苦味はありますが、焙煎度や豆によって苦味の感じ方は大きく変わります。

    強い苦味が苦手なら、中煎り程度で甘さとのバランスが取れた豆から試してみるとよいでしょう。

    初心者はシングルオリジンとブレンドのどちらがおすすめですか?

    どちらでも構いません。

    産地の個性を楽しみたいならシングルオリジン、バランスのよい味から始めたいならブレンドが選びやすいでしょう。

    初めての場合は、「シングルかブレンドか」よりも、商品説明に書かれている味の特徴から選ぶ方が分かりやすい場合があります。

    豆と粉はどちらがおすすめですか?

    コーヒーミルを持っているなら、飲む直前に挽ける豆のままがおすすめです。

    ミルを持っていない場合は、使用する抽出器具に合った粉を選べば問題ありません。

    東雲 Coffee Roastersでは、商品によって豆のまま・粉から選べます。

    100gで何杯くらい飲めますか?

    使用する豆の量によりますが、100gでおおむね7〜10杯程度が目安です。

    最初から大量に購入せず、まず100g程度を試して好みを確認する方法もおすすめです。

    まとめ|最初から「正解の豆」を選ばなくていい

    コーヒー選びで大切なのは、専門用語をたくさん覚えることではありません。

    まずは、

    • 苦味が好きか
    • 酸味が好きか
    • 軽い味としっかりした味のどちらが好きか
    • 香ばしさと華やかさのどちらが好きか

    という、自分の感覚から考えてみてください。

    そして、実際に飲んで、

    「これは好き」「これは少し違う」

    を繰り返していけば、自分に合うコーヒーが少しずつ分かってきます。

    最初から正解の豆を選ぶ必要はありません。

    コーヒーを選ぶ時間も含めて、一杯を楽しんでみてください。

    あなたはどれから試しますか?

    まだ好みが分からない・まず少量で試したい
    5種類を1杯ずつ比べながら、自分の「好き」を探せます。
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    迷ったら、毎日飲みやすいバランス型
    やさしい甘みと、重すぎないコク。
    → 東雲ブレンド100gを見る

    酸味控えめで、香ばしさとコクを楽しみたい
    まろやかで香ばしい中深煎り。
    → 石橋ブレンド100gを見る

    最初から「正解の豆」を選ぶ必要はありません。 迷ったらまず少量を飲み比べて、自分の好きな味を見つけてみてください。

  • スペシャルティコーヒーとは?普通のコーヒーとの違いを初心者向けに解説

    スペシャルティコーヒーとは?普通のコーヒーとの違いを初心者向けに解説

    コーヒーショップや通販サイトで、「スペシャルティコーヒー」という言葉を見かけたことはありませんか。

    高級そうな印象はあっても、「普通のコーヒーと何が違うのか」「浅煎りで酸っぱいコーヒーのことなのか」「初心者でも楽しめるのか」と疑問に感じる方も多いと思います。

    スペシャルティコーヒーは、単に価格が高いコーヒーや、珍しい産地のコーヒーを指す言葉ではありません。

    生産・精製・流通・焙煎などの各段階で品質が重視され、適切に抽出したときに、産地や品種などの個性を楽しみやすいコーヒーを、一般にスペシャルティコーヒーと呼びます。

    この記事では、スペシャルティコーヒーとは何か、普通のコーヒーやシングルオリジンとの違い、初心者が失敗しにくい選び方を分かりやすく解説します。

    スペシャルティコーヒーとは?

    スペシャルティコーヒーとは、生産・精製・流通などの各段階で品質が重視され、適切に焙煎・抽出したときに、風味の個性や品質の高さを楽しみやすいコーヒーです。

    ただし、日本の食品表示のように、法律で一つの定義に統一された商品区分ではありません。

    評価団体や業界によって細かな考え方には違いがありますが、一般には次のような点が重視されます。

    • 生産地や農園などの情報を確認できる
    • 収穫や精製が適切に行われている
    • 欠点のある豆が少ない
    • 焙煎や抽出によって豆の個性を楽しめる
    • 香り、甘み、酸味、後味などの品質が評価されている

    つまり、スペシャルティコーヒーは「高価だから特別」というより、どこでどのように作られ、どのような味を楽しめるかが重視されたコーヒーです。

    スペシャルティコーヒーは何が特別なのか

    生産地や品種などの情報が分かりやすい

    スペシャルティコーヒーでは、国名だけでなく、地域、農園、生産者、品種、精製方法などが紹介されることがあります。

    例えば、同じエチオピアのコーヒーでも、地域や精製方法によって、華やかな香り、柑橘のような印象、ベリーを思わせる風味など、味の傾向が変わります。

    コーヒー豆の産地による違いを知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

    コーヒー豆の産地で味はどう違う?ブラジル・エチオピア・グアテマラを初心者向けに比較

    収穫から焙煎まで品質が重視されている

    コーヒーの味は、焙煎だけで決まるわけではありません。

    コーヒーチェリーの収穫、果肉の除去や乾燥方法を含む精製、保管、輸送、焙煎など、多くの工程が味に影響します。

    熟していない実や傷んだ豆が多かったり、保管状態が悪かったりすると、雑味や不快な風味の原因になることがあります。

    スペシャルティコーヒーでは、こうした工程をできるだけ適切に管理し、豆が持つ風味を生かすことが重視されます。

    味に分かりやすい個性がある

    スペシャルティコーヒーの商品説明では、次のような表現が使われることがあります。

    • チョコレートのような甘み
    • ナッツのような香ばしさ
    • 柑橘を思わせる明るい酸味
    • ベリーのような華やかな香り
    • 黒糖のようなコク
    • すっきりした後味

    これらは実際にチョコレートや果物が入っているという意味ではありません。

    コーヒーを飲んだときに感じる香りや味の印象を、身近な食べ物に例えて表現しています。

    「80点以上」とはどういう意味?

    スペシャルティコーヒーの説明では、「80点以上」という表現を見ることがあります。

    従来広く使われてきた100点満点のカッピング評価では、80点以上がスペシャルティコーヒーの一つの目安として紹介されてきました。

    ただし、評価方法や団体によって考え方は異なり、80点という数字だけが唯一の定義ではありません。

    点数は品質を整理するための一つの指標ですが、評価が高くても自分の好みに合うとは限りません。

    初心者は点数だけで判断せず、焙煎度や味の説明も合わせて確認しましょう。

    普通のコーヒーとの違い

    一般的なコーヒーとスペシャルティコーヒーの違いを整理すると、次のようになります。

    なお、以下は一般的な傾向であり、すべての商品に当てはまるわけではありません。

    比較項目 一般的なコーヒー スペシャルティコーヒー
    生産情報 国名やブレンド名を中心に示す商品が多い 地域、農園、品種、精製方法まで示す商品が多い
    重視される点 価格、味の安定性、用途など カップ品質、風味の個性、生産履歴など
    味の表現 苦味、コク、マイルドなどの表現が多い 果物、花、チョコレート、ナッツなど、具体的な香味表現が多い
    価格 手頃な商品から高価格帯まで幅広い 生産、選別、流通の手間により高くなる場合がある

    ただし、一般的なコーヒーが劣っているという意味ではありません。

    一般的な商品にも品質の高いものがあり、ブレンドにもスペシャルティ品質のコーヒーがあります。

    毎日安定した味を楽しみたい方にはブレンド、産地や品種の違いを比べたい方にはシングルオリジンが向いています。どちらが優れているかではなく、楽しみ方の違いで選びましょう。

    シングルオリジンとの違い

    スペシャルティコーヒーと混同されやすい言葉に、「シングルオリジン」があります。

    この二つは、意味が異なります。

    言葉 主な意味
    スペシャルティコーヒー 品質や味わい、生産管理などに関する考え方
    シングルオリジン 一つの産地、農園、地域などに由来するコーヒー

    シングルオリジンだから、必ずスペシャルティコーヒーというわけではありません。

    また、複数の豆を組み合わせたブレンドでも、品質の高い豆を使い、それぞれの特徴を生かして作られたものがあります。

    詳しい違いは、以下の記事で解説しています。

    コーヒー豆のブレンドとシングルオリジンの違いは?初心者はどっちを選ぶ?

    スペシャルティコーヒーは酸っぱい?

    スペシャルティコーヒーに対して、「浅煎りで酸っぱいコーヒー」という印象を持つ方もいます。

    確かに、豆の個性を生かすために浅めに焙煎された商品は多く、柑橘や果実のような酸味を感じることがあります。

    ただし、スペシャルティコーヒーがすべて浅煎りというわけではありません。

    中煎り、中深煎り、深煎りのスペシャルティコーヒーもあります。

    また、良質なコーヒーで感じる明るい酸味と、劣化や抽出不良で感じる不快な酸っぱさは同じではありません。

    • 果実のような酸味:明るく、甘みや香りと一緒に感じやすい
    • 不快な酸っぱさ:刺激的で、味が薄く、後味に違和感が残りやすい

    酸味が苦手な方は、浅煎りにこだわらず、中煎りや中深煎り、酸味控えめと説明された豆から試すと選びやすくなります。

    スペシャルティコーヒーが高い理由

    スペシャルティコーヒーは、一般的なコーヒーより価格が高いことがあります。

    高品質を目指すコーヒーの生産や流通では、例えば次のような工程に手間がかかることがあります。

    • 熟したコーヒーチェリーを選んで収穫する
    • 欠点のある豆を取り除く
    • 精製や乾燥を丁寧に管理する
    • 生産地や農園ごとに分けて流通させる
    • 品質を確認しながら保管・輸送する
    • ロットごとに品質を確認し、分けて管理する

    単にブランド名が付いているから高いのではなく、生産や選別、流通にかかる手間が価格に反映される場合があります。

    初心者が失敗しにくい選び方

    焙煎度から選ぶ

    初心者は、産地や品種よりも先に焙煎度を確認すると選びやすくなります。

    焙煎度 味の傾向 向いている方
    浅煎り 酸味が出やすく、華やかで軽い 果実のような香りを楽しみたい方
    中煎り 酸味、甘み、苦味のバランスがよい 豆の個性と飲みやすさを両立したい方
    中深煎り 香ばしさとコクがあり、酸味は穏やか 苦すぎず酸っぱすぎない味を探している方
    深煎り 苦味とコクが強く、香ばしい 濃い味やミルク入りが好きな方

    焙煎度について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

    コーヒー豆の焙煎度とは?浅煎り・中煎り・深煎りの違いと初心者向けの選び方

    味の説明から選ぶ

    商品説明では、専門用語よりも、自分が想像しやすい言葉を探しましょう。

    • 飲みやすさ重視:まろやか、バランス、やさしい甘み
    • 香ばしさ重視:ナッツ、チョコレート、キャラメル
    • 華やかさ重視:花、柑橘、ベリー
    • 濃さ重視:コク深い、重厚、ビター

    初心者は、好みが分からないまま希少性や点数だけで選ぶより、普段好きな味に近い説明から選ぶ方が失敗しにくくなります。

    最初は少量から試す

    初めて買うコーヒーを大容量で購入すると、好みに合わなかった場合に飲み切るのが大変です。

    最初は100g程度や、複数の味を少量ずつ試せる商品から始めると、自分の好みを確認しやすくなります。

    100gの杯数や飲み切る目安は、以下の記事で解説しています。

    コーヒー豆100gは何杯分?1人なら何日もつ?

    初心者には中煎りや中深煎りもおすすめ

    スペシャルティコーヒーを初めて飲むからといって、必ず浅煎りを選ぶ必要はありません。

    これまで市販の深煎りコーヒーを飲んでいた方が、急に酸味の強い浅煎りを選ぶと、飲みにくいと感じる場合があります。

    苦すぎるコーヒーも、酸っぱすぎるコーヒーも苦手な方には、中煎りや中深煎りが選びやすい焙煎度です。

    中煎りは、豆の香りや甘みを感じながら、苦味と酸味のバランスも取りやすい特徴があります。

    中煎りコーヒーとは?初心者におすすめされる理由と失敗しにくい選び方

    スペシャルティコーヒーをおいしく飲むコツ

    高価な器具をそろえなくても、基本を意識すれば十分楽しめます。

    • できれば飲む直前に豆を挽く
    • コーヒー豆とお湯の量を毎回そろえる
    • 沸騰直後のお湯を少し落ち着かせて使う
    • 開封後は空気を抜いて密封する
    • 直射日光、高温多湿を避けて保存する
    • 熱い状態だけでなく、少し冷めてからも味わう

    コーヒーは温度が下がると、甘みや酸味、香りの感じ方が変わります。

    最初の一口だけで判断せず、飲み終わるまでの変化も楽しんでみてください。

    スペシャルティコーヒーについてのよくある質問

    スペシャルティコーヒーは必ず浅煎りですか?

    必ず浅煎りというわけではありません。

    豆の特徴や目指す味に合わせて、中煎り、中深煎り、深煎りに焙煎されることもあります。

    スペシャルティコーヒーはブラックで飲むべきですか?

    ブラックでなければいけないという決まりはありません。

    最初の一口をブラックで味わい、その後にミルクや砂糖を加えても問題ありません。

    自分がおいしいと感じる飲み方で楽しみましょう。

    ブレンドはスペシャルティコーヒーではないのですか?

    スペシャルティコーヒーは、シングルオリジンに限られません。

    品質の高い豆を組み合わせ、それぞれの風味を生かして設計されたブレンドもあります。

    シングルオリジンかブレンドかは、品質の優劣ではなく、味の設計や楽しみ方の違いです。

    高ければ高いほどおいしいですか?

    価格が高いほど、自分の好みに合うとは限りません。

    希少性、生産量、輸送費、選別の手間なども価格に影響します。

    価格だけでなく、焙煎度や味の説明を確認してください。

    まとめ

    スペシャルティコーヒーは、単に高級なコーヒーや浅煎りのコーヒーを表す言葉ではありません。

    • 生産・精製・流通・焙煎などの段階で品質が重視され、適切な抽出によって個性を楽しめる
    • 産地や品種、精製方法などの情報を確認しやすい
    • 香り、甘み、酸味、後味などに個性がある
    • シングルオリジンとは意味が異なる
    • 浅煎りだけでなく、中煎りや深煎りもある
    • 点数や価格だけでなく、自分の好みから選ぶことが大切

    スペシャルティコーヒーは、難しい知識がないと楽しめないコーヒーではありません。

    まずは焙煎度や味の説明を見ながら、自分が飲みやすそうだと感じる一杯から試してみましょう。

    産地や品種、精製方法の違いは、飲み慣れてから少しずつ比べても十分楽しめます。


    スペシャルティコーヒーを試してみたい方へ

    東雲 Coffee Roastersで取り扱っているコーヒー豆は、すべてスペシャルティコーヒーです。

    苦すぎず、酸っぱすぎない、毎日飲みやすい味わいを大切に、中煎り・中深煎りを中心に焙煎しています。

    スペシャルティコーヒーに興味はあるけれど、浅煎りの強い酸味が苦手な方や、どれを選べばよいか迷う方にも選びやすい商品をそろえています。

    東雲 Coffee Roastersのスペシャルティコーヒーを見る